ICFA国際福祉援助 2006〜2009
 中国貧困家庭大学生奨学金支援3ヵ年計画実施

▲ICFA奨学金プロジェクトを紹介する李希奎・宋慶齢基金会基金部長
■李希奎・中国宋慶齢基金会 基金部部長 挨拶要旨
 本日皆様と一堂に会し盛大にICFA「北京平和専門基金」貧困家庭大学生の奨学金授与式を開催でき非常に嬉しく存じます。私は中国宋慶齢基金会を代表し衷心より歓迎申し上げます。日本国際文化友好協会並びに北京言語大学に改めて感謝の意を申し上げます。当基金会の大学生奨学金支援プロジェクトは2003年7月開始以来、急速に進展し、社会的影響も大きなものがあります。これまで全国85の大学で12項目のプロジェクトを実行し、総額は1億元を超えました。こ れも多くの方々の温かいご支援があればこそであります。1997年日本国際文化友好協会と共に設立した「北京平和専門基金」は、当会の長期的パートナーとして友好協力関係を示すものであり、本日のこの第1回貧困家庭大学生奨学金授与式は、新プロジェクトの第一歩であります。中国宋慶齢基金会は一つの原則を堅持しております。それは「援助から育成へ」ということであります。貧困家庭大学生に対して経済面だけではなく精神面からも支援し大学生自身が「助けられる人から、助ける人になる」に導いてあげることです。貧困に挫けず奮起し、社会や祖国のために、又国家の発展のために貢献できることを心から願っております。最後に改めて日本国際文化友好協会並びに北京言語大学に衷心より感謝の意を申し上げます。
▲北京語言大学を代表して感謝と激励の言葉を述べる趙旻・副学長
■趙旻・北京語言大学 副学長 挨拶要旨
本日ここに日本国際文化友好協会「北京平和専門基金」による貧困家庭大学生奨学金授与式の開催に当たり、私は北京言語大学と学生を代表して、本大学で学ぶ品行と学力とに優れた貧困家庭大学生10名に対する援助に感謝の意を申し上げます。1962年創立の当大学は、外国人留学生の中国語教育と中国人学生の外国語教育の最高学府であり1970年代以降日本人留学生を最も多く受入れている大学であります。現在も日本の多くの大学と学術面などで交流し、多くの人材を輩出しております。今後も世界各国の学生を受入れ、調和のとれた国際的な大学を目指していきたいと思います。「北京平和専門基金」による貧困家庭大学生の奨学金支援は、 大学生の勉学意欲を高めるものであり、国境を越えた「愛の心」は中日両国の友情をより一層探めるものであります。今回援助を受ける大学生たちが、今後有能な人材として中日両国の友好を促進し、世界平和のために貢献して、恩返しをすることを念願しております。この度の活動を通じて、当大学と日本友人との交流が今後も継続し、中国教育の理解と国境を越えた友愛が続くことを願っております。今後も当大学は日本国際文化友好協会との交流により良い環境を提供するように全力を尽くします。最後に日本国際文化友好協会と中国宋慶齢基金会に改めて衷心より感謝の意を申し上げます。







ICFA・中国宋慶齢基金会「北京平和専門基金」
 希望に燃えるICFA奨学金授与中国大学生

▲今回奨学金を受け、新たな意欲に燃える10名の北京語言大学生
 2006年10月「北京平和専門基金会」による貧困家庭大学生奨学金支援3ヵ年計画が始まりました。ICFA交流大学である北京語言大学で日本語を専攻する優秀な大学生を毎年10名選抜し奨学金3000元を授与するものです。今回選ばれた一人の張さん(写真左から2人目)は「将来教師になりたいです。教育は国にとって大事なことです。今一生懸命日本語を勉強しています。いつか日本に留学したいと思っています」と新たな意欲に燃えた決意をもって答えてくれました。皆様のご支援とご協力に、改めて感謝を申し上げます。 国際文化友好協会事務局



掲載:2006/12/28

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