東日本大震災 復興支援活動
 10月26日から28日に、宮城県内で東日本大震災
の復興支援活動を行いました。前回のボランティア
活動でご縁のあった「サポート石巻」を通じて、石巻市
鮎川浜で活動する任意団体「石巻牡鹿ボラPikari」の
活動に参加しました。漁業や養殖業が盛んな鮎川浜
は、津波によって壊滅的な被害をうけましたが、復興
も進み漁業や養殖業も再開していました。
ICFAスタッフは、新設された漁業組合の水産加工
倉庫周辺の土壌の整備や、仮設トイレの移動などを
行いました。 この他に、名取市にある「閖上の記憶」
を訪問しました。この施設の近くには閖上中学校が
あり、津波により 14名の生徒が犠牲になりました。
学校の入り口には遺族会によって慰霊碑が建てられ、
学校前の空き地には慰霊碑を守るための「閖上の
記憶」というプレハブの社務所が建てられています。
ここは参拝記帳や震災当時の様子を映像や写真で
見る事ができ、震災当時の様子を「語り部」として伝え
ています。お話を聞かせてもらいながら、改めて自然
の驚異と震災を教訓にして自分たちにできる事は
何かを考えさせられました。復興への道のりは長い
と思いますが、今後も活動を継続し、少しでもお役に
立てるよう取り組ませていただきます。
閖上中学校前にある慰霊碑
遺族の方だけでなく県外からの参拝者も訪れます
「閖上の記憶」
施設はNPO法人地球のステージと
(公社)「nicco」(日本国際民間協力会)が協力して建設。
この日も被災された地元の方による
語り部の会が行われ、県外から多くの
訪問者が震災当時の話を聞いていました



掲載:2013/2/1

BACK