地球市民としての意識を高めよう
   ICFAピースクラブ 清掃ボランティア活動 in 富士山
 11月18日(日)清々しい秋晴れの中、ピースクラブに参加 している、塩尻市及び近郊に在住する
インドネシア、中国、ベトナムからの企業研修生と市民の方々と共に、富士山麓の清掃活動を
行う為、山梨県河口湖町へ向かいました。途中、富士山ボランティアセンターで必要な道具を
準備し、その後、認定NPO法人富士山クラブが運営する「もりの学校」で清掃活動を行う前の
事前講習を受けました。講習では「心無い人によるゴミの不法投棄によって土壌や水が汚染され、
かつては名水だった水でさえ飲み水としては勧められません。また分解されないプラ スチックや
割れたガラスなどは多様な野生動物を危険にさらしています」といったお話など、人間が捨てた
ゴミが自然や野生動物に与える影響について説明してもらいました。その後、河口湖北岸にある
大石公園から円形ホールまでの約3キロの区間、湖畔に落ちている空き缶、弁当殻、タバコの
吸い殻、釣り糸などのゴミを拾い集めました。活動を終える頃には国や民族を超えて、
参加者一人一人がゴミの問題に関心をもち、環境保全に対する意識を高め合う事ができました。
NPO法人富士山クラブの運営する「もりの学校」で事前の講習を受けるピースクラブメンバーたち
NPO法人富士山クラブの事務局次長舟津宏昭氏よりメンバーにお礼の挨拶がありました
参加者の感想
ルディさん
インドネシア出身
「富士山には一度遊びに来た事がありましたが、今回のような活動で
来るのは初めてです。疲れましたがとても気持ちが良いですね。
とてもいい勉強になりました。帰国する前に参加できて良かったです。」
リュウさん
中国出身
「私達のちょっとした事でも、生き物の命と大きな関わりのある事が
分かりました。又、ゴミ拾いの楽しさも 味わう事ができました。
皆で協力すれば、地球は少しずつ、きれいに美しく、動物達も住み易く
なっていくと思います。これからはゴミを見つけたら拾いたいと思います。」



掲載:2013/2/1

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