ICFA国際理解教育活動
  【夏休みフリー塾】 異文化交流から世界を学ぼう


▲地元の小学生や中学高校生たちも参加してICFA国際理解教育活動 「夏休みフリー塾」を開催
 ICFA岡山支部では、青少年のための国際理解教育活動の一環 として、毎年地元のN PO法人文化☆体験ネット西大寺子ども劇場及び岡山市立西大寺公民館と共催で、夏休みを利用して小学生を対象に「夏休みフリー塾」として、異文化交流を行っております。

今年は7月23日(土)にフランスについて楽しく学びました。会場には岡山大学で学ぶ4名のフランス人留学生、地元の小学生27名、ボランティアとして参加した 中高生13名並びに保護者など総勢50名余りで行いました。

▲講師をしてくれた4名のフランス人 岡山大学留学生
▲フランス式ジャンケンを教えてもらいました (4種類あります)
▲初めての体験で、少し緊張したけど、 楽しかった
▲「ボンジュール(こんにちは)」学んだフラン ス語で話しかける子どもたち
▲休憩時にはフランスの子どもたちに人気の あるお菓子をいただきました
 講師たちは子どもたちが興味を持てるように遊びやクイズを交えながら楽しく教えてくれました。 先ずは日本と異なるフランス式ジャンケンの紹介です。フランス式は4種類あります。グー、チョキ、パーの他にもう一つあって、 拳を縦にして筒を 握るように構える “井戸”です。井戸はグーとチョキに勝ち、パーに負ける。ちょっと複雑です。ジャンケンは3種類しかないと思っていた子どもたちにとって、大きな驚きでした。

次に子どもたちは講師の留学生たちとグループに分かれ、フリートークの時間を持ちました。面と向かって自由に話したり、話しかけられたりする交流に、子どもたちも最初は緊張気味でしたが、それでも段々と慣れてきて「日本で好きな食べ物は何ですか」「お寿司やお好み焼きが大好きです」、 「フランスの小学校は何年生までありますか」「日本より一年短 く、5年生までです」など思い思いの質問をしながら、有意義に過ごしました。子どもたちにとっても、大きな自信に繋がったものと思います。

講師の留学生たちも 「子どもたちがフランスに興味をもって、積極的に質問してくれたので、楽しかった」「日本の子どもたちとこれまで親しく話をする機会がなかったので、とても良い 体験が出来ました。こちらも勉強になりました」と交流の喜びを語ってくれました。

この度の交流を通じて、子ども たちの視野が広がり、物事の見方や考え方が豊かになって、世界に大きく羽ばたくことができたものと思います。有難うございました。

 参加者の声
★「フランスのクイズが楽しかった」「普段聞けない国の人と お話が出来て勉強になりました。又来年も参加したいです」 「日本と生活が全然違っていて驚きました。将来に役立てたいです。西大寺に来てくれて有難う」「違いがあったけど、そこが面白かった。フランスの人が優しく教えてくれて嬉しかったです」
(参加したこどもたち)

★「今日は子どもたちが外国の人と触れ合うことが出来ました。小さい時から異文化を肌で感じ、理解しようとする気持ち が、平和への意識を高めるものと信じています」
(徳持昌代・ NPO法人文化☆体験ネット西大寺子ども劇場代表理事)



掲載:2011/9/28

BACK