笑顔は世界の人と人とをつなぐ
 異文化コミュニケーションは平和への第一歩
岡山大学の留学生と交流する岡山県津山市誠道小学校の子どもたち。インドネシア、フィリピン、ケニアについて学びました (2011年1月25日、第2回ICFA国際理解教育活動を実施)
 最近「持続可能な社会」という言葉をよく聞きます。これはどういうことなのでしょうか。20世紀までは世界各国は、自国の経済成長だけを考えていればよかったのですが、その結果21世紀に入り、 深刻な環境破壊や資源の枯渇問題に直面するに至りました。そこで国連が中心となって、全人類が将来に亘って安心して暮らせる社会ー持続する社会をいかに作り上げるかということについて真剣に検討し「私たちが取り組まなければならない21世紀の最も大切で喫緊のテーマ」であると位置付けました。 国際的に重要な課題として、様々な機関や団体を通じ、環境問題をはじめ、国際理解、多文化共生、福祉、人権など様々な分野をつないだ教育が進められています。 今後、NGOやNPOの果たす役割がますます高まってきております。
 ICFAでは異文化コミュニケーションを図るために、各地で定期的にグローバル教室やピースクラ ブ、青少年のための国際理解教育活動などを行っております。日本に住む外国の人々と市民、学生、子どもたちが共に学び、支え合いながら、平和への意識を高めています。
  異文化交流は、個人レベルまで浸透し、日常生活の一部にもなっています。一人ひとりの意識が、小さな枠にとらわれない地球規模 の大きな視点へと変化しくることを願っています。
  世界の国々の多様な文化(言語、宗教、歴史、社会など)とその背景を理解し合うことは、世界の地域の人々が抱えている課題を少しでも解決し、又持続する社会の 実現に向けて、貢献できるのではないでしょうか。今後もICFAでは、分野や立場、世代を超えて、自らも学び、国際交流や協力、国際理解教育を進めて参りたいと思います。宜しくお願い致します。



掲載:2011/3/22

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