「北京平和専門基金」 ICFA国際福祉援助2009〜2011
   中国家庭経済困難大学生助学金支援
▲ICFA奨学金が贈られた北京大学及び北京語言大学の学生たち。日中両国の平和の架け橋 として大きく羽ばたいていく事を願っております
 ICFA国際文化友好協会では国際福祉援助の一環として、中国を代表する福祉機関である中国宋慶齢基金会と1997年に「北京平和専門基金」を設立しました。 以来貧困地区の小学校の援助建設を始め、児童の復学支援、又2009年度から北京大学及び北京語言大学で学ぶ大学生に経済的支援を行いました。この度10月29日(金) 北京語言大学において関係者列席のもと、第2回授与式を開催いたしました。両大学から20名ずつ計40名の大学生たちに3,000元(約4万円)の奨学金が贈られました。 日中関係の緊張が漂う中、一衣帯水の両国が平和な時代を築いていくためにも民間交流の果たす役割は大きく、この度の活動は一つの大きな平和への礎に つながるものとなりました。

北京語言大学 趙旻副学長挨拶(要旨)
 私は北京語言大学及び学生を代表して謹んで中国宋慶齢基金会、並びに日本国際文化友好協会の皆様に衷心より感謝の意を申し上げます。 愛には国境がありません。日本国際文化友好協会はこれまで日中両国の前向きな発展、又両国の青年の友情促進のために積極的に努力して来られました。 私たちも学ばなければいけません。北京語言大学は中国で一番多くの日本人留学生を受け入れており、又日本語を学ぶ中国人学生も大勢います。 民間の友好大使として多くの人材が育っております。「北京平和専門基金」による支援は、この大学で逆境と闘っている学生たちへ経済的援助のみならず、 求学の夢を継続させると共に、国を越えての友情の深化の為、一層の努力を奮起させるものであります。私たちは援助を受けた学生たちが、より勉学に励み、 中日両国並びに世界の平和に貢献できると信じています。この度の活動を通じて、日中の交流とコミュニケーションが深まり、両国の友好が永遠に続く事を 念願しております」
激励の挨拶を述べる北京語言大学の趙旻副学長
授与式祝福のため参列した大勢の学友たち



掲載:2011/1/23

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