ICFA国際理解活動
 みんな、世界とつながっている!!
ICFAでは青少年のための国際理解活動の一環として岡山県岡山市立馬屋下(まやしも)小学校で異文化交流を実施。好奇心溢れる子どもたちは交流を通じて、みんな世界とつながっている事を実感しました
 昨年ノーベル化学賞を受賞した鈴木章氏は、『人間には「セレンディピティ」(serendipity)の能力が大切だ』と言っていました。セレンディピティとは、何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つけたり、気付いたりする能力の事だそうです。平たく言えば、ふとした偶然をきっかけにひらめきを得て、幸運をつかみ取る能力です。その為には、色々な事への興味を持つ事が大切だと言われています。もう一人の受賞者である根岸英一氏も「失敗を失敗に終わらせない能力である」と言っていました。世界には多くの国々があり、そこには多くの人が住んでいます。世界の国の数だけ文化や歴史や考え方があり、価値観も多様です。 ICFAでは青少年や市民を対象に定期的に国際理解活動を進めております。生活環境、生活スタイル、価値観の異なる人たちとの触れ合いは、様々な興味を抱かせ、このような能力を養う大きな要素になるものだと思います。多種多様な人々との交流によって、みんな世界とつながっている事に気づき、幸福への扉を開き、失敗を成功へつなげていく勇気を与えてくれるのではないでしょうか。子どもたちの異文化交流を体験した時の輝くような感動、市民の皆さんの国際的な相互理解への積極的な姿勢は、隠れた自分の独創性や可能性を掘り起こす糸口となり、たくましく生きる力となってくるものと思います。
 ICFAでは「人と人とをつなぎ、国と国をつなぐ」という趣旨のもと、一人でも多くの人と出会い・語らい・集いの場を創造し、ピースメッセンジャー、ラブメッセンジャーとして、平和の輪、愛の輪を広げていきたいと思います。本年度も皆様のご支援とご協力を宜しくお願い致します。
  全ての人は一人の為に 一人は全ての人の為に

掲載:2010/12/29

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