未知の冒険に心弾ませて!
  夏休みを利用して子どもたちが異文化を体験


▲ICFAの国際理解教育「夏休みフリー塾」では、多くの子どもたちが異文化交流を通じて、国際感覚を養い、視野を広げています
 ICFA岡山支部では平和活動の一環として、毎年夏休みを利用して子どもたちのための国際理解教育講座を実施しております。お陰さまで段々と活動の輪が広がり、今年は岡山市内の2カ所で行いました。外国人と直接話す機会が少ない子どもたちにとって異文化交流の体験は、まさに未知の冒険でありますが、物怖じもせず積極的に学んでいこうとする子どもたちの姿はとても頼もしくもあり、また子どもたちが大きく成長している証となるものでした。
 夏休みフリー塾  国際交流ケニア編
 7月27日(火)、地元のNPO法人文化☆体験ネット西大寺子ども劇場及び西大寺公民館と協働して、夏休みフリー塾「国際交流ケニア編」を開催しました。当日は地元の小学生及びボランティアスタッフとして参加してくれた中学生が、岡山大学の留学生からケニアの言葉や文化をクイズ形式で学び、また伝統のアクセサリー作りにも挑戦しました。参加した子どもたちも「初めてケニアの人と会えて嬉しかった」「ケニアでもたくさんの紅茶を作っていることを聞いて驚きました」など素直な感想を寄せてくれました。
▲参加した子供たちに優しく語りかけるケニアのアテト・エリックさん
▲「ケニヤのマサイ族がつけているアクセサリー作りは楽しかったです」
 国際理解デー 世界の絵本・読み聞かせ
 8月7日(土)、県主催による初めての子どものための国際理解活動・夏休み国際理解デーが岡山県の岡山国際交流センターで開催されました。ICFA岡山支部も 「世界の絵本・読み聞かせ」で参加いたしました。当日は国際理解教育に関心のある岡山市内の小学生や引率してきた先生・保護者、また市民の人たちで賑わい、様々な活動が行われました。その中 ICFAのケニア・スリランカ・ ナイジェリアの3カ国の留学生た ちによる読み聞かせは、多くの来場者たちの注目を浴び、大変印象的なものとなりました。関係者からも「留学生による読み聞かせは、子どもたちにとっても、生きた教材となり、大変良かったです。日本語で語る彼らの真剣な姿勢に、心を打たれました」など好意的な感想が寄せられ、有意義な活動となりました。
▲留学生による海外の絵本の紹介は子どもたちにも好評でした
▲初めて聞くナイジェリアの物語に興味深く聞き入る来場者



掲載:2010/9/25

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