ICFAピースクラブが窓口となって
 外国人青年が日本の夏祭りに参加
▲ICFAピースクラブ連として7月31日(土)に開催された塩尻市民の夏祭り「玄蕃まつり」に参加した各国青年(インドネシア・中国・パキスタン・ブラジル・日本)
 毎年ICFA長野では、毎月のピースクラブに参加している外国人青年(企業研修生として日本の中小企業に働きに来ている外国人青年) を中心に、塩尻市で開催されている市民の夏祭り「玄蕃まつり」に参加しております。今年も7月31日インドネシア、中国、パキスタン、ブラジル、日本と 国際チーム「ICFAピースクラブ連」を編成し、お祭りに参加しました。普段は会社と寮とを往復するだけで、親しく日本人と交流する機会がない外国人青年たちにとって、 夏祭りは踊りたくても、踊りに参加する切っ掛けがありません。日本の盆踊りは、外国にはない踊りなので、みんなはとても興味があります。そのためICFAを通じて 参加できることを大変楽しみにしています。当日はICFAの国際チームは大勢の市民から注目を浴びました。参加した青年たちもそれに応えてくれて、 笑顔一杯で思い切り踊ってくれました。日本での忘れ難い大きな思い出・体験になったものと思います。踊りを通じ、一人でも多くの在日外国人青年たちが 好日家、親日家として育ってくれることを願っています。こうした民間の国際交流が果たす役割は、決して小さくはないと思います。 「民が官を動かす」と言われていますように、小さな市民交流の積み重ねが、地域や社会・国を動かし、ひいては世界を平和の方向に導いていく大きな原動力になっていくのではないかと思います。今後もICFAでは様々な交流を通じ、平和活動に貢献して参ります。
 参加者の声
▲今年はじめて参加したイムランさん(パキスタン)
★私は去年まで見物をしていました。「今年はぜひ、踊りたい。」その思いが実現しました。嬉しいです。他の国の人と一緒に初めて踊りに参加でき、とても楽しかったです。
   イムランさん(パキスタン)
▲毎年、中国人研修生を誘って参加している薛少津さん(写真右)
★私は大勢の中国人研修生たちに声を掛け参加してもらいました。彼らは夜勤が多く、せっかく日本に来ているのに、日本の人や文化と接する機会がありません。職場での会話も仕事の話ばかりです。今回ICFAが窓口になって、こうした機会を作ってくれたことにとても感謝しています。
   薛少津さん(中国)
 市民の声
▲お祭りに備え、塩尻市踊り普及員の内田さん(写真中央)から 踊りを習う外国人青年たち
★「毎年、外国の青年の方たちへ踊りの指導をさせてもらっています。私の方こそ良い体験をさせてもらっています。みなさん踊りが大好きです。すぐ覚えてくれます。明るく、元気が良いので、塩尻の街もこうした外国の方の参加で、もっと元気になるのではないかと思います」
   塩尻市踊り普及員の内田はず子さん
▲お祭りを通じて、市民の方達との交流も深まりました。
★「普段は市内の外国人との間に壁を感じていましたが、今日はインドネシアの人たちと色々話をすることが出来て、とても楽しかったです。国は違いますが、塩尻に暮らす者同士、もっと知り合わなければいけないと思いました」
   市内の男性
▲踊りは大好きです。明るく元気に張り切って踊るインドネシアの青年
▲大勢の市民の注目を浴びながら、最後までお祭りを楽しみました



掲載:2010/9/25

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