▲2007年1月ハワイ大学で開催されたICFAハワイ国際青年交流
 20世紀は「戦争の時代」と言われ、大規模な殺りくや破壊が繰り返されてきました。そうした中で自然を一変させたり、人の命を転じたりして来ました。人々は、このような過去の行為を反省し、21世紀は、戦争のない平和な世界になるように強く追い求めてきました。21世紀に突入して7年が経ちました。 世界は人々の求めたような平和な世界に生まれ変わってきているでしょうか?否、残念ながら、現実は良くなるどころか、争いは増え、食料不足や貧困に襲われますます住みにくくなる一方であると言わざるを得ません。 日本では戦後62年を経過し、その間戦争は無く平和な日本を当然のように享受していますが、世界にはそれが当然でない人たち、毎日「死の恐怖」と戦う生活に強いられている人が大勢いることを忘れてはなりません。 さて、ICFAでは本年10月中国での開催に続き、2008年2月にはハワイにおいて国際青年交流を開催いたします。次代を担う各国の青年たちが、交流を通じて、民族・宗教・文化の違いを乗り超えて、一人一 人の相互理解を深め合うことは、これからの21世紀に必要な新しい考え方を創造し、確かな平和への第一歩を生み出す原動力になるものと思います。 一人でも多くの青年が参加し、これからの世界を担う地球人と しての生き方を学ぶ、絶好の機会として欲しいと思います。


掲載:2007/10/3

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