1日も早い復興を願って
   新潟県中越沖地震・災害救助ボランティア活動参加


▲7月16日の新潟県中越沖地震で崩れ落ちた家屋
▲現地の災害対策本部よりボランティアの作業内容について説明を受ける、ICFAスタッフ
▲被災者の家を一軒一軒回り、被災状況の聞き取り調査をするスタッフ
 7月16日の新潟県中越沖地震発生後、約2ヶ月半余りが経過しましたが、現地では再建に向かって、大勢の方々が励まし合い、協力し合いながら努力されております。1日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。 国際文化友好協会では、発生後の8日目の23日から27日までの5日間にかけて、5名の青年を災害救助ボランティア活動に従事するため派遣いたしました。新潟市より専用バスを利用し、現地の柏崎市に入り、災害対策本部の指揮下のもとで、ボランティア活動に協力させていただきました。 当地では震災の傷跡がまだ生々しく残る中、一般ボランティアが家屋に立ち入ることの出来る緑色の紙が貼られた被災者の家を一軒一軒回り、被災状況の詳細やボランティアにしてもらいたい作業要望などの聞き取り調査を行い、また訪れた被災者宅では、通路の確保や復旧工事の邪魔にならないように、転倒した灯籠や倒壊した外壁などを移動したり、取り除いたりしました。さらに避難所では、被災者用の入浴待合いテントの設営を始め、ご飯の炊き出し、おかずの盛りつけ、食事や飲料水の準備と配給、吹き込んでくる雨水で濡れている体育館の床や廊下の雑巾がけなど、何からでもさせていただきました。 微力な活動ではありましたが、今後もICFAとして、こうしたボランティア活動に積極的に参加し、平和活動の実践行動として取り組んで参りたいと思います。 何卒、ご支援ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
 全ての人は一人の為に、一人は全ての人の為に
                           掲載:2007/10/3
▲被災者宅の落下した重い石の灯篭を移動し、通路を確保するスタッフ
▲敷地内に倒壊した外壁を片付け、水道の止水栓やガス栓の復旧工事ができるようになりました
BACK