グローバル教室・市民講座 内モンゴル編開催
 
▲内モンゴルについて熱っぽく語る講師のアラタントヤさん
 ICFA岡山支部主催の「市民講座中国・内モンゴル編」が、11月18日(土)内モンゴル自治区出身のアラタントヤさん(山陽学園大学3年生)を講師として招 き、岡山市立西大寺公民館にて開催されました。草原や砂漠などの雄大な自然に囲まれた内モンゴルの風土や伝統芸能、又馬や羊・山羊などの家畜と共存する文化を築いてきた遊牧民の生活習慣などが、写真や映像を使いながら紹介されました。「近年、日本での山羊皮の人気に伴い、飼育の割合が羊から山羊へ増加する傾向にある中、牧草の葉部だけを食べる羊に対し、山羊は脚で地面を掘り起こし、根こそぎ食べる習性があるため、砂漠化の原因の一つになっている」と、経済と環境との関連についての現状報告も行われ、参加者からは「日本の経済が内モンゴルでの環境破壊に繋がっていると知り、生活が豊かになることが他の問題を引き起こす要因にも繋がっているのだと改めて考えさせられた」等、反響があり国際相互理解の一助となりました。   ICFA岡山支部事務局



掲載:2007/2/28

BACK