地球市民講座 ポーランド編(岡山)開催

▲ポーランドの歴史や文化を熱心に聞き入る参加者。
 3月18日(土)、ICFA岡山支部主催の「地球市民講座ポーランド編」を、岡山市立西大寺市民会館にてポーランドの首都・ワルシャワから来日している、パトリツィア・ニェドバルスカさん(ワルシャワ大学博士課程)を講師に招き開催しました。スクリーンに映した写真などを用いて、ショパンやキュリー夫人の生まれた国ポーランドの美しい風土や奥深い歴史の話、また人々の生活の様子や教育に対する考え方まで幅広く紹介してくれました。
参加者からは、「“ポーランドの人々の多くはお酒を飲みながら政治の話をするのが大好きで、時には熱くなりすぎて家族同士でも論争になることもある“と聞いてとても驚きましたが、それほど国民一人ひとりが自分たちの国について真剣に考えていることを知りました」また、「“第二次世界大戦によってワルシャワの街の90%以上が壊滅したが、その後、過去の地図や写真を元に歴史的な文化財を復元した“と聞き、国民が自国の文化へよせる愛着の深さを知ることができた」と感想を発表してくれました。
最後には、ポーランドの有名なチョコレート菓子と、広く一般的に飲まれているラズベリーとブルーベリーの紅茶を試食しながら、和やかな雰囲気の中さまざまな質問がかわされ、参加者は一層理解を深めることができました。 この度の活動を通して、参加者がポーランドについての理解を深めていく中に、多くの新しい発見をすることができました。



掲載:2006/6/6

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