ICFAピースクラブ 祈りある活動を目ざして

▲初めてのお餅つきに挑戦。天下招福の掛け声が良かったです
▲折鶴は綺麗。千羽にして祈りをこめましょうと提案する参加者
▲離れている家族の幸せを祈り、みんなで餃子作りをしました
▲祈りをこめた折鶴を披露するエレナさん(中央)とユリヤさん(左)
 ICFA日本本部は、「人と人とをつなぎ、国と国とをつなぐ」文化コミュニケーションのテーマのもと、毎月第2日曜日、地域市民と在日外国人の交流の場として「ICFAピースクラ ブ」を、世界平和会館を拠点に定期的に開催しています。
 1月は、日本の伝統文化の紹介として「新春ハッピー餅つき 大会」を開催。塩尻市や松本市在住の外国人が参加する中、ひと搗き毎に「世界平和のために!」「みんなの幸せのために!」「家族の健康のために」という祈りを込めた予期せぬ掛け声に、参加者からは「ナイス!」「好!」と驚きの声が上がり、平和と幸福の祈りの込められたお餅が出来上がりました。又午後からは折鶴を紹介。参加者からは「せっかく鶴を折るのだったら、この折鶴を千羽にして病気の子供たちのためにプレゼントできないでしょうか」との提案があり、全員でこれに取組むことになりました。
 続く2月は、市の公民館を借りて開催。午前中は中国の春節(旧正月を祝う行事)ということもあり中国の餃子作りを紹介。 在日中国人の方々の熱心な指導に、初めて参加した人も手作りの餃子に感激。食文化交流はみんなが和となって楽しい雰囲気となりました。 午後からは二胡演奏、中国民謡、ロシアの歌、日本の歌等が紹介される中、先月から始めた折鶴に全員で再挑戦しました。在日ロシア人のエレナさんとユリヤさんは「誰かのために祈りをこめて折ることは楽しい。これが役に立てばとても嬉しいです」と祈りのこもった千羽鶴を持参して、みんなの前で披露してくれました。
 今後も、理解し合い、平和を愛する仲間とともに、祈りのあ る活動を目ざして、平和交流活動を継続して参ります。
〜 一人はみんなの為に みんなは一人の為に 〜
                      ピースクラブ事務局

掲載:2006/4/1

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